サービス 02 — 補充モデル設定
発注のタイミングを、
勘ではなく
仕組みで決める。
発注点・安全在庫・リードタイムの処理方法を設定し、過去データと照合して確かめてからお渡しします。8〜10週間で、補充の判断を支える土台ができあがります。
ホームへ戻るこのサービスが届けるもの
設定が終わると、何が変わるか
発注判断の根拠ができる
「そろそろ発注しなければ」という感覚に代わって、在庫水準と発注点の比較という明確な判断基準が生まれます。担当者が変わっても判断のブレが少なくなります。
成果 01
安全在庫が意味のある水準になる
経験則で設定された安全在庫を、リードタイムのばらつきとサービス水準の目標に基づいて見直します。過剰でも不足でもない水準を、データから導きます。
成果 02
過去との比較で設定の妥当性がわかる
提案する補充ポリシーを過去データに当てはめ、実際の動きと照合します。バックテストの結果を見てから判断できるので、導入前に見通しが立てやすくなります。
成果 03
現状の課題
補充の判断が、担当者の記憶に依存していませんか
長年の経験を持つ購買担当者が、品目ごとのリードタイムや季節変動を頭の中で管理しているケースは珍しくありません。それ自体は価値のある知識ですが、退職や異動によってその知識が失われるリスクは常に存在します。
また、取り扱い品目が増えるにつれて、すべてを個人の判断で管理し続けることには限界が来ます。品目数が一定を超えたとき、どこかで判断の漏れが生じ始めます。
発注システムを持っていても、パラメータが初期設定のままになっていたり、実態に合わない数値が使われ続けていたりすることがあります。設定したときの状況と、今の状況が変わっているにもかかわらず、見直しの機会がないまま運用されているケースです。
補充モデル設定のサービスは、そうした状況を整理する場所として機能します。既存システムとの連携も含め、実務に即した形で進めます。
アプローチ
設定の手順と、確認の方法
対象品目とサービス水準の確認
需要パターンレビューで特定された品目を対象に、貴社として維持したいサービス水準(欠品率の目標)を確認します。品目カテゴリごとに水準が異なる場合も、それを反映した形で設定します。
発注点と安全在庫の算出
リードタイムの実績データとそのばらつき、需要の変動幅をもとに、品目ごとの発注点と安全在庫を計算します。仕入先や調達経路が複数ある場合も、それぞれに対応した形で整理します。
例外処理ルートの定義
モデルが自動的に対応できない状況(大口受注、仕入先の供給停止、特定イベントによる需要急増など)について、バイヤーが判断を引き取るための条件と手順を整理します。
バックテストと照合
設定した補充ポリシーを過去の在庫・出荷データに適用し、実際の発注タイミングや欠品発生と比較します。差異が大きい品目については、設定の見直しを行ってから最終化します。
ポリシー文書の作成とお渡し
設定内容、根拠、例外処理のルールを一つの文書にまとめます。担当者が変わっても運用できるよう、判断の基準が文書として残るようにします。
進め方
8〜10週間の流れ
前半(1〜4週)
データ収集と初期設定
リードタイム実績、在庫履歴、出荷データを整理します。品目ごとのサービス水準目標を確認し、発注点と安全在庫の初期値を算出します。途中経過を共有しながら進めます。
フェーズ 01
中盤(5〜7週)
バックテストと調整
設定した補充ポリシーを過去データに当てはめ、実際の動きと照合します。差異が見られた品目の設定を見直し、例外処理のルートを定義します。
フェーズ 02
後半(8〜10週)
文書化・引渡し・稼働後確認
ポリシー文書を作成し、内容をご説明します。稼働開始後4週間以内にレビューの場を設け、実際の運用での気になる点に対応します。
フェーズ 03
ご利用料金
費用と含まれるもの
料金
¥43,000
税別・一括払い
着手前に費用の全額をご確認いただきます。作業の範囲が変わる場合は事前にご相談し、合意の上で進めます。予期しない追加費用が発生することはありません。
含まれるもの
- 品目ごとの発注点・安全在庫の設定(数値と根拠)
- バックテスト比較レポート(設定値 vs 実績)
- 補充ポリシー文書(例外処理のルート含む)
- 稼働後4週間以内のフォローアップレビュー
- 設定説明セッション(オンライン、約90分)
- 進捗報告(週次または隔週、メールまたはオンライン)
方法論の根拠
バックテストで何がわかるか
確認できること
-
欠品の発生頻度
提案する発注点・安全在庫の設定で、過去にどれだけの欠品が防げたかを確認します。
-
発注回数の変化
現状と比較して、発注回数が増減するかどうかの見通しを示します。
-
在庫保有量の傾向
設定後の平均在庫水準が、現状より高くなるか低くなるかの目安を提示します。
バックテストの限界
バックテストは過去データに基づくため、将来の動きを保証するものではありません。市場の変化、仕入先の状況変化、新規品目の追加といった要因は、テスト結果に反映されません。
また、設定後の運用の質(上書きの適切な使い方、モデルの定期見直しなど)も、結果に影響します。
これらの点を踏まえた上で、バックテスト結果を「参考情報」として使うことを推奨しています。過度な期待を持つことなく、現実的な見通しを持って導入できるよう、率直にお伝えします。
安心してご利用いただくために
稼働後の確認まで含めてご支援します
稼働後フォローアップ
設定をお渡しして終わりではなく、稼働開始から4週間以内にフォローアップレビューを行います。実際に動かしてみて生じた疑問や想定との差異について、一緒に確認します。
事前確認の機会
このサービスを始める前に、需要パターンレビューが完了していることを前提としています。未実施の場合は、まずそちらのご利用をご検討ください。現状の取引データから適合性が判断できます。
ご利用の流れ
お問い合わせから完了まで
お問い合わせ・事前確認
品目数、リードタイムの状況、既存システムの有無をお知らせください。適合性を確認してから着手の可否をお伝えします。
データ提供・作業開始
リードタイム実績、在庫履歴、出荷データをご提供いただき、8〜10週間の作業を開始します。週次または隔週で状況をご共有します。
バックテスト結果の共有
設定内容とバックテスト結果をご説明します。ご意見を反映して最終調整を行い、ポリシー文書を完成させます。
稼働・フォローアップレビュー
実運用を開始し、4週間以内にフォローアップの場を設けます。稼働後の状況を確認し、必要な微調整を行います。
お問い合わせ
補充モデル設定について、現状をお聞かせください
現在の発注の仕組みや、課題に感じていることをお伝えいただければ、このサービスが適しているかどうかをお答えします。需要パターンレビューから順に進める形でも、状況によっては補充モデル設定から始めることが適切な場合もあります。
まずは現状の整理からお手伝いします。